My Favourite Album

このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。

2002年10月


少し肌寒くなりましたね!緊急バンドライブ決定!こちらへ

セルジオ・メンデスとブラジル’66/マシュ・ケ・ナダ

 
今月はオパオパオパっということで
セルジオ・メンデスとブラジル’66の「マシュ・ケ・ナダ」です。
最近CMで使われてるんでタイトル曲は知ってるでしょ。
 
いきなり1曲目マシュ・ケ・ナダ!
イントロからしてイカしてます。
このピアノこのドラムこの歌!
実に無駄がありません。
耳に心地よいこのサウンド。
 
2曲目スピーディーでいてゆったりとしてます。
どうもこの曲聞くと映画の「男と女」を思い出して、
おもわず「じゅてーむ」と呟いてしまいます。
 
3曲目サビの野太い男の声が決まってます。
なんか映画の「男と女」の主人公に
なった気分で 「シャバダバダ」と
スキャットしてしまいます。
 
4曲目この曲好きです。
大人です。
やはり大人はこうでなければ。
さりげなく盛り上げて少しドライで
クールでボサノバで何が言いたいのか
判らなくなってしまいましたが、良いです。
 
5曲目ボサノバです。
いきなり「チンチンチンチン」の歌い出し。
おもわず顔が赤くなってしまいます。
でも気を取り直して曲に惹き付けられていきますが、
エンディングはまたもや
「チンチンチンチン」でフェードアウト。
我に返ってしまいました。
 
6曲目なんとデイトリッパーじゃないか。
ビートルズのカバーじゃないですか。
いいね。
ピアノがまたいいっす。
ちなみにポールがやってきますが、
14000円らしいね。
ちょっと高いんじゃないですかね。
 
7曲目このアルバムは
アントニオ・カルロス・ジョビン の曲を数曲やってますが、
この「おいしい水」もいいね。
なんかちょっと淋しい感じがたまりません。
昭和四十年代の寂寞とした感じが
こみ上げてきます。
おもわず「人は皆孤独だ」などと
言ってみたりしたりして。
 
8曲目追い打ちをかけて淋しいです。
もう僕は桟橋に佇む刑事に
なってしまいました。
途中のハープシコード?
のソロのところではおもわず帽子に手をあてて
「アバヨ」などとホザいてしまいそうです。
 
9曲目実はこれが一番ブラジルを感じます。
気楽にやろうぜ兄弟!と、
一杯おごれよ兄弟!
と10人くらいブラジル人に
囲まれてる気分が味わえます。
10人に奢るのは勘弁してもらいますが。
 
10曲目ちょっと淋しげなメロディーですが、
力強いです。
ビリンバウビリンバウとうたわれると
何故か強靱な肉体を想像してしまいます。
何故だか不明ですが。
 
セルジオメンデスという人は
プロデューサーとして有能で
時代に寄り添った音づくりをして、
かなりヒットを飛ばしてます。
が個人的にはこのアルバムの
ドライな感じが大好きです。
(歌は結構、頑張って歌ってたりしますが)
ということでいくらクールに歌おうと思っても
最終的にはホットになってしまう
福冨がお送りしました。
 
ではまた来月!

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ホームページで取り上げたいと思います。
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2002.10.01
 
 
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