My Favourite Album

このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。

2001年10月


「Change of Heart / Eric Carmen」
 
今回御紹介させていただきますのは、
甘くてせつない恋の味とでもいいましょうか。
これを聞けば10代のひたむきな恋愛を思い出して
おもわず叫び出してしまわないかい ベイベ−。
 
「好きだよ〜えみこちゃ〜ん」。
 
非常に個人的なコメントでした。
すみま せん。
 
で、その恋の味とは!
エリック・カルメンの「チェンジ・オブ・ハート」だあ!
 
初めてお聞きになる方!
ジャケット見てルックス見てまず思われたことでしょう。
「昔の少女マンガみたい」。
ちっちっち!(人さし指を左右に振りながら)
みたいじゃなくてそのものです。
 
ぼくもある人から勧められた時、
「こんな頭したやつの歌なんか高校球児は聞かん!
男はレッドツエッペリンじゃあ。マーガレットなんて
読んだことも触った事もない。」
といったもんですが、気がつくといつのまにか
虜になってま して、「どうして野球部は髪をのばしたら
いけないのだろうか。ついでにパーマをかけたら
いけないのだろうか」と物思いにふける少年になっておりました。
 
さっそく聞いてみましょう。
 
1. desperate fools overture 
これは8曲目のインストバージョンですが、
すでに目がお星様状態になられたことと思います。
 
2.  haven't we come along way 
これがポップスです。やっぱ楽しくなくちゃ恋は。
 
3. end of the world 
どうしてアメリカ人はこんなベタベタな歌詞を歌えるんでしょ うか。
10代の僕にこの半分位の事が言えてたら
世の中バラ色だったのに。
 
4. heaven can wait
 あくまでもロマンティックです。
ところでロマンティックって言葉自体恥ずかしくて
口にできなかったあの頃の僕はいまどこへ行って
しまったんだろうか。ちなみに自分の歌もそう
考えるとそうとう恥ずかしいけど。
 
5. baby i need your lovin' 
カバー曲もやはりセンスがいいっす。エリックは。
 
6. change of heart
たまりません。何回リピートして聞いたことでしょう。
甘酸っぱい酢豚のような想いがこみ上げてきます。
ちなみにパイナップルは入れないで下さい。
 
7. hey deanie
なんで僕はアメリカ人じゃないんだろうと
思わずつぶやいてしまいます。
ポニーテールの女の子とつき合いたいと
心の底から想ってました。バカでした。
 
8. someday
人生は楽しいもんだ。
とポップスは教えてくれます。
難しい顔はやめてピース!
 
9.  desperate fools
そしてやはり泣かせます。
理屈じゃないです。音楽は。
 
聞いて グッとくりゃそれで良しと。
もしこのアルバム気にいったら、
1st もお薦めです。
あとベスト盤もいいかもね。
ということでまた!
 
来月も楽しみにしててね。

ご意見ご感想をお待ちしております。
ホームページで取り上げたいと思います。
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2001.10.01
 
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