My Favourite Album

このコーナーは僕の好きな音楽、おすすめなアルバムを紹介してゆくコラムです。

2001年2月


「Stranger」
今回のお薦めはビリージョエルのストレンジャー!
皆もそうだと思うけど、10代に聞きまくった音楽って特別だよね。
 
なにしろイントロが流れるだけで、その当時の空気がダーッと
流れ込んでくるもんね。ぼくにとってビリージョエルのストレンジャーは
まさにそれで、それこそ胸が踊ります。
 
まず1曲目「MOVIN'OUT」!なんて楽しいんだ人生ってやつは
と叫んでしまいます。このアルバムを聞くのが楽しくて楽しくて、
学校から帰るとすぐに飛んでいった、広島市の高陽町の
僕の家の、ステレオのあったあの部屋のにおいまで甦ってくるぜ。
 
ビリーのシャウトするとこなんて歌詞カードみながら何回一緒に
歌ってもぞくぞくしたぜ。
 
2曲目「THE STRANGER」口笛の下手な僕は最初のところの
メロディー練習し過ぎて、くらくらしたのを思い出すぜ。
今でもうまく吹けないけど。
 
3曲目「JUST THE WAY YOU ARE」このメロディー!
素晴らしすぎます。そしてこの歌声!なんて甘いんだ。
今考えると、どちらかというとルックスは 良くないビリーだけど、
この声の魅力のせいか、ポールマッカートニーに似てると当時は
思ってたもんなあ。
 
4曲目「SCENES FROM AN ITALIAN RESTAURANT」これが好きでね。
途中相当早口になるんだけど、気合い入れて歌ったなあ。
ほんっとに飽きないんだよね。この曲!
 
5曲目「VIENNA」ピアノで弾き語りするならこの曲です。
とばかりにいつかマローネでやったんだけど、受けは今一つでした。
力不足を感じた1日でした。
 
6曲目「ONLY THE GOOD DIE YOUNG」ビリーの素晴らしい所は
バラードだけじゃな くてこういう、いけいけな曲も抜群だってこと。
やっぱ、やるときゃやんなきゃね。 適当なところで、コントロール
しながら歌ってちゃダメでしょ。
 
7曲目「SHE'S ALWAYS A WOMAN TO ME」そしてあま〜く迫ります。
これだ!これがあるからこそ、あのルックスでもスーパーモデルと
結婚できたんだ。別れちゃったけど。
 
8曲目「GET IT RIGHT THE FIRST TIME」相当好きです。
お分かりになられるかと思いますが、このラテンフィーリング!
ぼくの心臓ど真ん中にストライクです。
 
そしてラストを飾る 「EVERYBODY HAS A DREAM」
少年だった僕は、その当時この曲はあまりピンときてませんでした。
このゴスペルっぽさがなんか他の曲にくらべて、泥臭すぎたんだね。
しかし、今ならわかるのだ。大人だから。
じゃなくてこの曲の持つポップとブルースの調和が最高に気持いいのだ。
 
以上私の大変片寄った推薦文ですが、分かっていただけました
でしょうか。 実の所、ぼくはビリージョエルのピアノ楽譜集で
コードを覚えたんで、最初のころ作っ た曲なんてこれパクりじゃん!
っていう程ビリージョエルの物真似野郎でした。
 
ビリー ジョエルって「ポップスはなんでもありなんだ」の象徴
みたいな人で、思いっきり下世話な曲も作ったりするけど、
このアルバムに関しては狙って作ったのではないけど、
売れるべくして売れたというかんじがします。
聞いた事ない人!今すぐ買いなさい。 私を信じなさい。
 
ということで、また来月!

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ホームページで取り上げたいと思います。
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2001.2.26
 
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