One of My Favourite

このコーナーは僕の好きなもの、おすすめなものを紹介してゆくコラムです。

2000年4月


「カレー好き」
カレーが嫌いという人に出会ったことがない気がするくらいカレー好きは
多いと思うんだけど、僕もホントに好きです。
 
で自分の家で作ったカレーが一番という方も多いかと思うけど僕もそう。
しかし僕のはちょっと違うぞ。手間かかってるぞ。1回たべたら忘れられないよ。
という事で今回はインドカレー(チキン)の作り方です。
 
ではまず材料から参りましょう。4人分(相当大食いでもOK)です。
 
スパイス
シナモン:2センチメートル幅分
カルダモン:7〜10個
コリアンダー:大さじ 1〜2
クローブ:7〜10個
クロコショウ:大さじ 1
クミン:大さじ 1〜2
トウガラシ:5〜10本(種はとる)
月桂樹の葉:2枚
にんにく:大粒1片(小粒なら2〜3片
しょうが:大さじ2
他の材料
タマネギ:中2〜3個
鳥手羽元:850グラム
鳥もも肉:2枚
牛豚あいびき肉:100グラム
ホールトマト:1缶
ヨーグルト(プレーン):2カップ
固形スープの素:2個
アーモンドパウダー:1/4カップ
塩、サラダ油
 
さて、まずはスパイスですが、すりつぶさなければいけません。
もし家に使ってないコーヒーミルがあるならば、カレー用
にしちゃいましょう。これだとあっという間にできちゃいます。
にんにくとしょうがは後でいれるのでそれ以外のスパイスをすりつぶします。
ただし、このコーヒーミルは二度とコーヒーミルとしては使えなくなるので
ご了承ください。だってカレーの匂いがするコーヒーなんて飲みたくないでしょ。
 
で、もっと原始的な方法はすりこぎとすりこぎ用の器(これもできれば
カレー専用をひとつ買ったほうがいいかも)を使って粉々にしていきます。
これは結構力がいる仕事です。はじめに言っときますが、このカレー作りは、
力仕事多いです。さて、こつとしては、やみくもにスパイスを全部いれたりせずに、
形の大きいものからひとつひとつ、つぶしていきましょう。例えばシナモン、
クローブ、クロコショウ、カルダモンなどの順で。スパイスの下準備としては
こんな感じなのですが、スパイスのレシピは自分の好みで変えてもOKです。
例えばシナモンの香りが好きだったら増やしたりして。
 
スパイスをすりつぶし終わったら、次はタマネギをすりおろしましょう。
家にフードプロセッサーがある人は使いましょう。3個すりおろすのは結構疲れますよ。
すりおわったタマネギをカレー用の鍋にいれ、そこにサラダ油を1カップ
いれて弱火でいためます。1カップもいれんの?そうです。
インドの方は菜食主義者でも太ってる訳がわかったでしょ。
ま、5/6カップでもいいけど。とりのもも肉に脂肪が多いときは、油少なめ
でもOKです。そしてタマネギがあめ色になるまで炒めるのですが、
大体1時間はかかります(焦がさないように気をつけて)。
 
カレーを作る時は部屋に洗濯物は干さないようにしましょう。
(あんまりそんな奴はいないか) あめ色になったら、そこにひき肉をいれます。
ひき肉に火が通ったら、にんにくとしょうがをすりおろして加えます。
少し炒めて、匂いがしてきたら、すりつぶしたスパイスをいれます。
1〜2分なじむくらいまで炒めたら、ヨーグルトとホールトマトをいれます。
そこにとり肉を全部入れるのですが、もも肉は結構大きめに切ったほうが、
食べごたえがあっていいです。そして固形スープの素とアーモンドパウダー
をいれ、混ぜ合わせて煮ます。 肉に火が通れば食べられるのですが、
僕は、大体2〜3時間は煮ます(焦がさないように気をつけて)。
それぐらい煮ると香りは柔らかくなるのですが、なんとも言えない程、
マイルドな味に仕上がります。最後に塩(けっこういれる)で
味を整えて、御飯にかけて食べます。
 
幸せ一杯になることうけあい。
是非お試し下さい。
 
あまったカレーは冷凍して後日食べてもまた幸せ。
 
ではまた。

ご意見ご感想をお待ちしております。
ホームページで取り上げたいと思います。
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2000.04.03
 
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